パター ロンググリップのメリットと選び方・打ち方

パター

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パター ロンググリップが気になっていても、普通のパターに中尺グリップを付けてよいのか、どのような打ち方が合うのか分からない方も多いのではないでしょうか。ロンググリップにはストロークを安定させやすいメリットがある一方、ロングシャフトとの違いやグリップの長さ、グリップの17インチ仕様など、選ぶ前に知っておきたいポイントがあります。スーパーストロークをはじめとする製品の特徴、長尺グリップ交換の考え方、長尺グリップ2ピースの用途、オデッセイの長尺グリップを採用したモデルまで理解すると、自分に合う仕様を判断しやすくなります。本記事では、ロンググリップの特徴から交換方法、ルール上の注意点まで分かりやすく解説します。

  • パターロンググリップを使うメリットと注意点
  • 長さや重量によるストロークへの影響
  • 17インチや2ピースグリップの違い
  • 自分に合ったロンググリップの選び方

パター ロンググリップの特徴と選び方

  • パター ロンググリップの基本的な特徴
  • 普通のパターに中尺グリップを付ける方法
  • ロンググリップのメリットとデメリット
  • 安定しやすい打ち方と握り方
  • ロングシャフトとの違いと選び方
  • グリップの長さによる違い

パター ロンググリップの基本的な特徴

パターのロンググリップとは、一般的なパターグリップよりも長く設計されたグリップです。通常より広い範囲を握れるため、握る位置を変えたり、カウンターバランスを取り入れたり、アームロックに近い構えを作ったりできます。

ここで混同しやすいのが、ロンググリップと長尺パターは同じものではないという点です。ロンググリップはグリップ部分の長さを示す言葉であり、34インチ前後の一般的なパターにも装着できます。一方、長尺パターはシャフトを含めたクラブ全体が通常より長いパターです。

グリップが長いからといって、必ずしもパター自体を長くする必要はありません。通常のパターに長めのグリップを装着して、手元側の重量や握る位置を調整する使い方も可能です。

長いグリップは一般的に重量も増えやすく、手元側が重くなることでパター全体のバランスが変化します。ヘッドの重さを感じにくくなる場合がある一方、手先だけで急激に動かしにくくなり、ゆったりとしたストロークを作りやすい人もいます。

また、グリップの途中を握る余裕が増えるため、姿勢や腕の長さに合わせて手の位置を調整しやすい点も特徴です。パターの長さが自分の構えに合わない場合には、単純にクラブを買い替える前にグリップ側から調整する方法も選択肢になります。

普通のパターに中尺グリップを付ける方法

普通のパターに中尺グリップを装着すること自体は可能です。パターのシャフト径とグリップの内径が適合していれば、一般的なグリップ交換と同様に取り付けられます。

ただし、単純にグリップだけを長くすると、クラブ全体の重量とバランスが変わります。例えば、従来より重い中尺グリップに交換すると手元側の重量が増え、同じヘッドでも以前より軽く感じる場合があります。

変更内容 起こりやすい変化 確認したいポイント
グリップを長くする 握る位置の自由度が増える 構えたときの手の位置
グリップを重くする ヘッドが軽く感じやすい 距離感とテンポ
太くする 手首を使いにくくなる フェース操作のしやすさ
途中を短く握る 姿勢を調整しやすい 目線とボール位置

交換後は、いきなりコースで使うのではなく、まず1~2メートル程度のパットとロングパットの両方を試すのがおすすめです。短い距離だけでは方向性の変化しか分かりにくく、長い距離を打たなければ重量変化による距離感への影響を確認できません。

長いグリップへ交換したからといって、自動的にストロークが安定するわけではありません。ヘッド重量、グリップ重量、パター全体の長さとの組み合わせによってフィーリングは大きく変わるため、交換後の調整が重要です。

ロンググリップのメリットとデメリット

ロンググリップの大きなメリットは、手先の動きを抑えながらストロークしやすいことです。一般的な短いグリップよりも握る範囲が広く、製品によっては重量も増えるため、手首だけでパターを急激に動かす動作を抑えやすくなります。

特にインパクトで手が強く動いてしまい、引っ掛けやプッシュが出る人には検討する価値があります。腕や肩を使って大きなまとまりで動かす感覚を作りやすく、ストロークのテンポを一定にしやすいためです。

また、長めのグリップでは握る位置を上下に変えられます。少し短く持って構えたり、手元より上にグリップを残してカウンターバランスとして使ったりできることも特徴です。

メリット デメリット
手首の余計な動きを抑えやすい 繊細な手先の感覚が薄れる場合がある
ストロークのテンポを整えやすい 重量変化で距離感が変わることがある
握る位置を調整しやすい 通常のパターとは構えが変わりやすい
カウンターバランスを作りやすい ヘッドが軽く感じる場合がある
アームロックにも対応しやすい 慣れるまで練習が必要

一方で、手先の感覚を積極的に使って距離を合わせている人には、重く太いロンググリップが合わない可能性もあります。特にロングパットでは、以前と同じ振り幅でも転がる距離が変わったように感じるケースがあります。

つまり、ロンググリップは安定性を求める人には魅力がありますが、操作性を重視する人に必ず合うわけではありません。方向性だけでなく、5メートル以上の距離感まで確認して選ぶことが大切です。

安定しやすい打ち方と握り方

ロンググリップを使う場合でも、基本となるのはインパクトだけを強くするのではなく、一定のテンポでストロークすることです。距離を変えるときは力加減だけを変えるよりも、振り幅を基準にしたほうが再現しやすくなります。

例えば、バックスイングを小さくしたらフォローも小さくし、ロングパットでは両方を大きくします。インパクト直前で急に減速すると、同じ振り幅でも転がる距離が安定しません。

ロングパットではインパクトの強さではなく、ストロークの振り幅で距離を調整する意識を持つと再現性を高めやすくなります。

握り方には正解が一つだけあるわけではありません。逆オーバーラッピング、クロスハンド、クロウ、アームロックなど複数の方法があります。ロンググリップでは、とくに両手の間隔を広げるスプリットハンドのような握り方も使いやすくなります。

ただし、長尺パターを使う場合にはアンカリングのルールを理解しておかなければなりません。R&AのRule 10.1bでは、ストローク中にクラブやグリップを握る手を身体へ意図的に固定する方法や、前腕を身体に固定して支点を作る方法が禁止されています。

一方、長尺パターそのものが禁止されているわけではありません。身体に固定せず、クラブを自由にストロークする使い方であれば長いパターも使用できます。詳細はR&A公式のRule 10で確認できます。

グリップエンドが偶然衣服などに触れることと、意図的に身体へ固定して支点を作ることは同じではありません。競技に出る場合は、自分の構えがアンカリングに該当しないか事前に確認しておくと安心です。

ロングシャフトとの違いと選び方

ロンググリップとロングシャフトは、目的が異なります。ロンググリップは主に握り方や重量バランスを調整するためのパーツですが、ロングシャフトはクラブ全体の長さや構えそのものを変えます。

一般的なパターが33~35インチ前後なのに対し、中尺タイプでは38インチ前後、ブルームスティックと呼ばれる長尺タイプでは45インチ以上のモデルもあります。ただし、メーカーや製品によって長さは異なるため、名称だけで判断するのは避けたほうがよいでしょう。

タイプ 主な特徴 向いている使い方
通常のパター 33~35インチ前後が中心 一般的なパッティング
ロンググリップ装着 グリップ部分だけを長くできる カウンターバランスや握る位置の調整
中尺パター 38インチ前後のモデルなど アームロックや長めに構えたい人
長尺パター 45インチ以上のモデルなど ブルームスティック型のストローク

ロングシャフトにすると前傾を浅くしやすく、通常のパターとは目線や腕の位置が変わります。そのため、腰を深く曲げる構えが苦手な人には使いやすく感じられる場合があります。

ただ、シャフトが長くなればヘッドから手までの距離も変わります。単に通常のパターを延長しただけでは重量バランスが崩れることもあるため、長尺用として設計されたヘッドやシャフトを組み合わせる方法が基本です。

グリップだけで悩みを改善したい場合にはロンググリップ、構えやストロークそのものを大きく変えたい場合には中尺・長尺パターを検討すると整理しやすくなります。

グリップの長さによる違い

パターグリップの長さが変わると、握れる位置だけではなく、重量配分も変化します。長いグリップほど必ず重いとは限りませんが、同じ素材や太さで比較すれば重量が増える傾向があります。

一般的な長さのグリップでは、握る位置がある程度決まります。一方、17インチなどのロンググリップでは手より上にグリップを残して握れるため、カウンターバランスを利用しやすくなります。

さらに、アームロックでは前腕に沿わせるための長さが必要です。通常の短いグリップでは前腕まで十分に届かないケースがあり、専用の長いグリップが選ばれます。

長いグリップを選ぶ際は、長さだけでなく重量も確認してください。同じ17インチでも製品によって重量や太さ、断面形状が異なり、振ったときの感覚も変わります。

また、短く握るからといって長いグリップを選べばよいとは限りません。手元が重くなりすぎると、ヘッドの位置を感じにくくなる人もいます。試打できる場合は、ショートパットとロングパットの両方を打ち、方向性と距離感を比較すると判断しやすくなります。

パター ロンググリップの種類と交換方法

  • グリップ17インチが合う人の特徴
  • スーパーストロークの特徴と選び方
  • 長尺グリップ交換の方法と注意点
  • 長尺グリップ2ピースの特徴
  • オデッセイ長尺グリップの特徴
  • パター ロンググリップ選びのまとめ

グリップ17インチが合う人の特徴

17インチのパターグリップは、一般的なパターグリップよりかなり長く、カウンターバランスやアームロックを取り入れたい人に向いています。単純に握る部分を増やしたい場合にも使えますが、重量変化まで考慮して選ぶことが重要です。

例えばSuperStrokeのZenergy Flatso 17″ 3.0は、公式仕様で長さ17インチ、重量100gとされています。通常のグリップより手元側に重量を配置できるため、ストローク中に手先が急激に動く感覚を抑えたい人には候補になります。

また、17インチの長さがあると、グリップを前腕に沿わせるアームロックにも対応しやすくなります。手より上にグリップを残して通常に近い握り方をするカウンターバランス型にも使えます。

17インチが向きやすいのは、手首の動きを抑えたい人、カウンターバランスを試したい人、アームロックを取り入れたい人です。

一方、軽いパターやヘッドの感覚を強く感じたいゴルファーには、100g前後のグリップが重すぎる場合もあります。交換前後で総重量とバランスが大きく変わるため、現在のパターと組み合わせた状態で確認することが大切です。

製品仕様についてはSuperStroke公式サイトでも確認できます。

スーパーストロークの特徴と選び方

スーパーストロークは、太めのパターグリップで広く知られているメーカーです。一般的な長さだけでなく、17インチや21インチ、2ピースタイプなど、パッティングスタイルに合わせたさまざまなモデルを展開しています。

ロンググリップを探す場合には、単純に長さだけでなく断面形状を確認しましょう。丸みに近いタイプ、前面が平らなタイプ、五角形に近いタイプなどがあり、手の置き方やフェース面の感じ方が変わります。

例えばZenergy Flatso 17″ 3.0は前面が広い形状を持ち、17インチの長さがあります。また、SuperStroke公式では17インチ仕様を中尺パターや前腕に沿わせる使い方にも適したモデルとして案内しています。

一方、Zenergy 1.0P 17″のように、ツアープレーヤーからのフィードバックをもとに開発された長めのモデルもあります。公式情報では、17インチによるカウンターバランスに加え、アームロックやクロウ系のスタイルにも対応しやすい設計とされています。

確認項目 選び方の目安
長さ 通常型か17インチ以上かを確認
重量 現在のグリップとの差を確認
太さ 手首を抑えたいほど太めも候補
形状 フェース向きを感じやすい形を選ぶ
握り方 通常・クロウ・アームロックに合わせる

手首を使いすぎる人に太いグリップが合う場合がある一方、右手の繊細な感覚で距離を合わせたい人には太すぎるモデルが扱いにくいこともあります。ブランド名だけで決めず、自分のストロークとの相性を基準に選びましょう。

長尺グリップ交換の方法と注意点

長尺グリップへの交換は、基本的には通常のパターグリップ交換と同じ考え方です。古いグリップを外し、シャフトに残った両面テープを取り除いたあと、新しいテープとグリップ交換用溶剤を使って装着します。

ただし、長尺グリップは通常より長いため、テープを貼る範囲も広くなります。途中までしかテープが入っていなかったり、溶剤が十分に回っていなかったりすると、装着途中で止まることがあります。

さらに重要なのがグリップの向きです。パターグリップには前面が平らな製品が多く、フェース面に対して正しく合わせなければアドレス時の違和感につながります。

長いグリップは一度途中で止まると修正が難しい場合があります。交換作業に慣れていない場合は、ゴルフショップや工房へ依頼するほうが確実です。

交換後には、グリップが完全に固定されてから使用します。また、重量が増えたことでヘッドの感じ方が変わっていないか、練習グリーンで確認してください。

特にロングパットでは、以前と同じ振り幅でも距離感が変わったように感じる可能性があります。3メートル、5メートル、10メートルなど複数の距離を打ち分けて、自分なりの振り幅を作り直すと実戦で迷いにくくなります。

長尺グリップ2ピースの特徴

長尺グリップ2ピースとは、1本の長いグリップでシャフトを覆うのではなく、上側と下側に分けた2つのグリップを装着する方式です。ブルームスティック型など、両手を離して握る長尺パターで採用されます。

2ピースにするメリットは、実際に握る部分だけにグリップを配置できることです。上側を支える手と下側でストロークする手の間にシャフトが見えるため、それぞれの手を独立させて使いやすくなります。

また、1本の非常に長いグリップを装着するより重量配分を調整しやすいケースがあります。上側と下側で太さや形状が異なる製品もあり、ブルームスティック特有の握り方に対応できます。

長尺パターでは上側の手と下側の手を離して握るスタイルがあります。2ピースグリップは、このようなスプリットした握り方と相性のよい仕様です。

一方で、一般的な34インチ前後のパターに2ピースグリップを付けても、メリットを生かしにくい場合があります。2ピースは通常のロンググリップの代用品というより、長尺パター特有のストロークに合わせるための選択肢と考えると分かりやすいでしょう。

なお、2ピースグリップを使っていてもアンカリングが認められるわけではありません。グリップの形状ではなく、ストローク中に身体へ固定しているかどうかで判断されます。

オデッセイ長尺グリップの特徴

オデッセイでは、中尺やブルームスティック向けのモデルが継続的に展開されています。長尺専用モデルでは、一般的なパターとは異なるシャフト長やヘッド重量、グリップ構成を組み合わせて設計されている点が特徴です。

例えばキャロウェイ公式では、Ai-ONE Square 2 Square CRUISERシリーズについて、38インチ仕様に17インチのグリップ、45インチのBROOMSTICK仕様には長尺用の分割グリップを採用すると説明されています。

つまり、中尺と長尺では単純にシャフトの長さだけを変えているわけではありません。グリップ重量やヘッド重量まで含めてクラブ全体のバランスを調整していることがポイントです。

仕様例 長さ グリップの特徴
通常モデル 33~34インチ前後 一般的な長さ
CRUISER系 38インチ 17インチ仕様など
BROOMSTICK系 45インチ以上のモデル 2ピースなど長尺用

また、2026年モデルにもブルームスティック仕様が用意されており、オデッセイでは長尺スタイルが一時的な製品ではなく、パッティング方式の一つとして継続されています。日本向けにもAi-DUAL Square 2 Square 1/2-BALL BROOMSTICK MAXなどの長尺モデルが展開されています。

最新モデルや仕様についてはキャロウェイゴルフ公式サイトで確認できます。

通常のパターへ長いグリップだけを付ける方法と、最初から中尺・長尺として設計されたパターを選ぶ方法では、仕上がるバランスが異なります。大きくスタイルを変えたい場合は、完成品の中尺・長尺パターも比較すると選びやすくなります。

パター ロンググリップ選びのまとめ

  • パターのロンググリップは一般的なグリップより長く設計されている
  • ロンググリップと長尺パターは同じ意味ではない
  • 普通のパターにも条件が合えば中尺グリップを装着できる
  • 長いグリップは握る位置の自由度を高めやすい
  • 重量が増えると手元側のバランスが変化する
  • 手首の余計な動きを抑えたい人には候補になる
  • 細かな手先の感覚を重視する人には合わない場合がある
  • 距離感はインパクトの強さより振り幅で調整すると安定しやすい
  • 17インチグリップはカウンターバランスにも利用できる
  • 17インチ仕様はアームロックにも対応しやすい
  • スーパーストロークには複数の長尺グリップがある
  • 2ピースグリップはブルームスティック型と相性がよい
  • 長尺グリップ交換では重量とフェースに対する向きの確認が重要
  • 長尺パター自体は禁止されていないがアンカリングには注意が必要
  • パター ロンググリップは方向性と距離感の両方を試して選ぶことが大切
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