松山英樹選手のパター最新情報(2025年版)に関心をお持ちですね。PGAツアーで戦うトッププロのクラブセッティング、特にパターは常に注目の的です。2025年シーズン開幕戦で劇的な優勝を支えたスコッティキャメロンのセンターシャフトモデルや、秋の国内戦でテストされたクラフツマンのプロトタイプなど、松山選手の動向から目が離せません。彼の歴代使用モデルにはテーラーメイドや、試打の噂があったオデッセイなども含まれますが、現在はエースパターに加え、複数のモデルをテストしているようです。特に新しいグリップの採用や、センターシャフト導入に伴う構えの変化は、多くのアマチュアゴルファーにとっても参考になる点が多いでしょう。この記事では、松山英樹選手の最新パター事情と、プロトタイプの価格に関する情報まで、詳しく掘り下げていきます。
- 2025年最新の使用パターモデル(009M、クラフツマン)
- センターシャフト導入の理由と性能
- 最新のパターグリップ(イオミック)の特徴
- 歴代パター(テーラーメイド含む)との比較
松山英樹パター最新情報(2025年)
- 2025年勝利を支えた新パター
- スコッティキャメロン009Mの衝撃
- なぜセンターシャフトを選んだか
- 構えとストロークの変化
- クラフツマンプロトタイプの登場
- 新パターグリップ(イオミック)もテスト
2025年勝利を支えた新パター
2025年シーズンの幕開けを、劇的な勝利で飾った松山英樹選手。その勝利に大きく貢献したのが、この試合で初めて実戦投入されたスコッティキャメロン「009M センターシャフト ツアー」プロトタイプです。
松山選手はハワイでの開幕戦「ザ・セントリー」でこの新パターを握り、PGAツアー新記録となる通算35アンダーという驚異的なスコアで優勝しました。
昨シーズンの松山選手はパッティングに課題を抱えており、スコアに対するパッティングの貢献度を示すスタッツ「ストロークス・ゲインド・パッティング(SGP)」は121位と低迷していました。しかし、この新パターを導入した開幕戦では、同スタッツが3位(+5.42)と劇的に改善しています。まさに記録的な勝利の立役者となった一本と言えます。
松山選手自身も「(手元に届いたのは)クリスマスの後。打ったのはハワイに来てから」「分からないんですけど、入りましたね(笑)」とコメントしており、調整期間がほとんどない状態での投入だったことが伺え、その適応力の高さも光りました。
スコッティキャメロン009Mの衝撃
今回投入された「009M」は、スコッティキャメロンの数あるモデルの中でも特に「名器」として知られるモデルです。
かつてはトッププロのジョーダン・スピース選手がエースパターとして長く愛用していたことでも有名です。モデル名の「009」は、スコッティ・キャメロン氏の自宅の郵便番号の一部から取られたという逸話もあります。
松山選手が使用するプロトタイプは、トップラインがフラットになっており、全体的に非常にシャープな印象を与える形状が特徴です。仕上げは光の反射を抑えるブラック仕上げが施されています。長年エースとして使用してきた「ニューポート2」とは異なる形状のモデルを投入したことは、ツアー関係者にも衝撃を与えました。
なぜセンターシャフトを選んだか
今回のパター変更で最も注目されたのが、「センターシャフト」の採用です。松山選手がセンターシャフトのモデルを実戦投入するのは、2021年8月以来、約3年半ぶりでした。
一般的に、センターシャフトパターはシャフトがヘッドの重心付近に装着されており、フェースバランス(ストローク中にフェースが開閉しにくい)のモデルが多く、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出すストロークに適しているとされます。
補足:厳密には「ちょっとズレセンター」
ただし、専門家の分析によると、松山選手の009Mはシャフトがフェース面の真芯からわずかにヒール側にズレた「ちょっとズレセンター」仕様である可能性が高いです。この仕様は、わずかに重心距離が生まれることでトゥ側が重く垂れ下がる(トゥハング)特性を持ちます。
松山選手は伝統的に、フェースの開閉を使ってストロークするアークタイプのパター(ニューポート2など)を好んできました。今回、あえて異なる特性を持つセンターシャフトを選んだ背景には、試合前のインタビューで語った「今年は今までとは違うことをする。パッティングはこうしたらいいかなというところがあります」という、パッティングスタイル自体の見直しがあったと考えられます。
構えとストロークの変化
センターシャフト(特に「ちょっとズレセンター」)の導入は、松山選手の構えやストロークにも変化をもたらした可能性があります。
従来のセンターシャフト(フェースバランス)がヘッドの動きを抑えることを目的とするのに対し、松山選手が選んだトゥハングのあるモデルは、ヘッドの自然な開閉を感じやすいというメリットがあります。
ヘッドの動きを感じてテンポを作る
具体的には、テークバックでヘッドが開きやすく、フォローでは自然に閉じようとする動き(慣性)が発生します。このヘッドの動きをストローク中に感じることで、パッティングのテンポを取りやすくなったり、ボールをしっかりと捉えやすくなったりする効果が期待できます。
パッティングに悩んでいた松山選手が、あえてヘッドの動きを感じやすいモデルを選ぶことで、フィーリングやテンポを改善しようとした狙いがあったのかもしれません。
クラフツマンプロトタイプの登場
2025年シーズン開幕戦の「009M」に続き、秋の国内戦「ベイカレントクラシック」の練習日には、また別タイプのプロトタイプパターが目撃されました。
それは、スコッティキャメロンの「クラフツマン」と名付けられたモデルです。練習グリーンで熱心にテストを重ねる姿が見られました。
このクラフツマン プロトタイプは、長年愛用するエースパター(通称:ゲーマー)と同じように、ヘッドに赤いサイトラインが入っているのが特徴です。形状は、009Mともニューポート2とも異なる、このモデル専用の設計のようです。松山選手の要望が細かく反映された、世界に一つだけのスペシャルモデルと考えられます。
新パターグリップ(イオミック)もテスト
前述の「クラフツマン プロトタイプ」で、さらに注目を集めたのがパターグリップです。
なんと、ショット用クラブで長年愛用している「イオミック(IOMIC)」のグリップが装着されていました。松山選手がパターにイオミックのグリップを使用するのは、おそらく初めてのことです。
装着されていたのはピストル型ですが、通常モデルよりも少し太めで、グリップの上部と両サイドが平たくなった形状をしています。これにより、グリップの「面」を強く感じることができます。
アライメントへの効果
松山選手は、右手とパターフェースの面をターゲットに合わせてセットアップする特徴があります。このイオミックのグリップは、平らな面がフェースの向きを正確に伝えてくれるため、よりアライメント(目標方向へのセットアップ)が取りやすくなるメリットが期待されます。
プロアマ戦ではエースパターと併用してテストされていましたが、初日はエースパターを使用したようです。しかし、この新しいグリップの組み合わせも、今後の選択肢として注目されます。
歴代モデル比較と松山英樹パター最新動向
- 歴代エースパター遍歴
- テーラーメイド使用の過去
- オデッセイのパターも試打か
- プロトタイプの価格は?
- 総括:松山英樹パター最新まとめ
歴代エースパター遍歴
松山英樹選手のパターと言えば、長年にわたりエースとして使用されているスコッティキャメロンのGSSパターが有名です。
特に有名なのは「スタジオセレクト ニューポート2.7 ツアープロトタイプ」や、「Timeless GSS SPECIALLY MADE for Hideki Matsuyama」と呼ばれるモデルです。GSSとは「ジャーマンステンレススチール」の略で、非常にソリッド(硬質)でありながら、芯を感じやすい独特の打感を持つ高級素材です。
これらのエースパターは、松山選手の繊細な感覚に応えるため、キャメロン氏自らがハンドクラフトで調整した世界に一つだけの「タイムレス(Timeless)」モデルであり、松山選手の代名詞ともなっています。2021年のマスターズ優勝も、このGSSパターが支えました。
松山選手は新しいパターを頻繁にテストしますが、最終的にはこのエースパターに戻ることが多く、絶大な信頼を寄せていることがわかります。
テーラーメイド使用の過去
スコッティキャメロンのイメージが強い松山選手ですが、過去にはテーラーメイドのパターを実戦で使用した時期もあります。
特に知られているのが、マレット型(大型)の「TPコレクション ミューレン」です。エースパターとは異なるタイプのパターを試すことで、ストロークの安定性を模索していた時期がありました。
現在はドライバーやフェアウェイウッド(Qi10 3番ウッドなど)でテーラーメイド製品を使用していますが、パターに関しては再びキャメロンをメインに使用するスタイルに戻っています。しかし、常に最適な一本を探すため、他メーカーのモデルを試すこともいとわない姿勢が見受けられます。
オデッセイのパターも試打か
PGAツアーでは、テーラーメイドのスパイダーシリーズや、オデッセイのパターも非常に高い使用率を誇ります。
オデッセイは近年、「Ai-ONE」シリーズや、フェースの開閉を抑える「スクエア2スクエア」といった革新的なモデルを次々と発表しており、ツアープロの間でも人気です。
松山選手がオデッセイのパターを公式戦で本格的に使用した記録は多くありませんが、ツアー会場の練習グリーンでは、あらゆるメーカーのパターを手に取ってテストする姿が目撃されています。
ライター所感
松山選手ほどのトッププロになると、契約外のメーカーからも「ぜひ試してほしい」と様々なプロトタイプが提供されます。その中には当然オデッセイの最新モデルも含まれていると考えられ、試打やテストを行っている可能性は十分にあるでしょう。
プロトタイプの価格は?
松山選手が使用するスコッティキャメロンの「009M」や「Timeless GSS」といったパターは、「ツアープロトタイプ」と呼ばれる特別なモデルです。
これらは市販されておらず、トッププロのためだけにハンドクラフトで製作された一点物です。そのため、定価という概念が存在しません。
注意:市場価格は非常に高額
仮にこれらのツアープロトタイプがコレクター市場に出回った場合、その価格は数百万円から、場合によっては一千万円を超えることもあります。特にGSS(ジャーマンステンレススチール)のような希少素材を使用し、トッププロの要望に合わせて削り出されたモデルは、もはや「工芸品」としての価値を持つため、一般のゴルファーが手に入れるのは極めて困難です。
総括:松山英樹パター最新まとめ
最後に、この記事で解説した松山英樹選手の最新パターに関する情報をまとめます。
- 2025年開幕戦でスコッティキャメロン009Mセンターシャフトを投入
- 開幕戦でPGAツアー新記録の通算35アンダーで優勝
- パッティング貢献度(SGP)が121位から3位へ大幅改善
- センターシャフトの使用は2021年8月以来、約3年半ぶり
- 009Mはトップラインがフラットでシャープな名器とされる
- 厳密にはフェースバランスではなくトゥハングの「ちょっとズレセンター」仕様か
- ヘッドの自然な開閉を感じやすくテンポを取りやすい特性を持つ
- パッティングスタイルの見直しの一環として導入した可能性が高い
- 秋の国内戦ではスコッティキャメロン「クラフツマン」プロトタイプをテスト
- クラフツマンにはエースパター同様の赤いサイトラインが入る
- クラフツマンのグリップに「イオミック」をテスト装着
- イオミックグリップは太めで平らな面がありアライメントに優れるとされる
- 長年のエースパターはスコッティキャメロンGSS(ニューポート2やタイムレス)
- 過去にはテーラーメイドのTPコレクション ミューレンを使用した時期もある
- プロトタイプパターは市販されておらず価格は付けられない
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